作りかけのメトロアプリ |
Windows8用のアプリは ストアアプリ、メトロアプリ、WinRT などと呼ばれていてどれもメトロスタイルのアプリを書くためのものです。興味深いことにデザインはXAML形式、機能はC#などプログラミング言語で記述します。ここがポイント。
もとWindows7とかWindowsXPのデザインは、もとはRCファイルなどですね。ベタなテキストファイルで、編集は特殊なリソースエディタを使って行っておりました。エディタで部品を置いて、クリックしたときなどの動作をC++で記述するという形です。部品の種類もそこそこあるわけですが、Windows8になってデザインの差もさることながら自由度が格段にアップしました。アプリが豪華に見えます。
ページデザイン、レイアウトをXAMLというXMLに基いた言語で記述することで、あらたな世界が広がっています。HTMLはXMLに準ずる形式ですね。だからXAMLはHTMLのようなものです。ウエブページを書くノリで自由に部品が記述できるのです。これはすごい。どんどんページを書いていって、それから機能を実装していけばいい。
開発環境も優れています。部品の種類もそこそこ厳選されており、ネーミングも悪くない。いや、とてつもなく悪いのもあるわけですが、コンセプト的にはいい。アプリにブラウザ機能をつけるととんでもない便利な環境が出来上がります。ネットにどれだけのリソースがあると思いますか?アプリからそれが全部使える。辞書だろうとニュースサイトだろうとSNSだろうとそのままです。入力を処理する必要さえない。
まだまだ自由に使いこなせているとは言えませんが、チャレンジする価値は十分にあります。情報が少ないのはネックですが、今後の発展を期待しましょう。